目斗嶼灯台

観光スポット
目斗嶼周辺には多くの暗礁が存在し、かつては海難事故が頻発していました。そのため、日本統治時代の1899年(明治32年)に灯台の建設が始まり、1902年(明治35年)に竣工・点灯されました。それ以来、100年以上にわたり船舶の安全航行を支えてきました。
島には灯台職員以外の住民はおらず、灯台は高さ40メートルの黒白ストライプの外観が特徴で、黒褐色の岩礁の上に堂々とそびえ立ち、その姿は荘厳な印象を与えます。
目斗嶼灯台は、台湾および極東地域で最も高い銑鉄製灯台です。灯台とその宿舎の屋根に降った雨水を内部の貯水池に直接取り込む設計となっており、塔内に取水口が設けられている台湾唯一の灯台でもあります。島には外部からの電力供給がないため、灯台の電力は3基の発電機によってまかなわれています。
目斗嶼灯台は、2001(民国90)年に実施された澎湖県歴史建築の投票で、「澎湖県歴史建築十景」の一つに選ばれました。

データ出典:澎湖国立風景区管理處、澎湖県政府観光局
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