小門地質探索館

観光スポット
小門嶼は澎湖県西嶼(漁翁島)北側に位置する、面積0.5121平方キロメートルの独立した島嶼です。吼門の急流に近いため、「吼門の珠」という雅称をもちます。後に西嶼とつながる小門橋(跨海小橋)が建設されると、駐車場、島を一周する歩道などの関連施設が計画され、澎湖県で人気の景観スポットとなりました。小門嶼の名前の由来として、小門村の東側に両側を玄武岩の絶壁に挟まれた小道があり、かつての小門村の住民たちはこの小道から出入りし、遠くから眺めると門のように見えることから、小門と名付けられました。小門嶼は典型的なメサ地形で、特殊な地質景観は澎湖の地形の縮図です。この大自然の地理教室は、景観を融合したレクリエーションとなるだけでなく、野外教育においても最適な場所となります。
2001年に建設された小門地質館は、菊島特有の石造建築を取り入れたアーチ状の建築物です。2020年7月に3回目となる改修工事が行われ、2021年1月末に再開館し、名前を小門地質探索館に変更しました。地質に先史時代の様相を取り入れ、光、映像、音で構築された場所となっています。入口イメージサービスエリア、深海岩石エリア、エッグ型投影エリア、恐竜と植物模型エリア、玄武岩紹介ウォール、出口展示エリアという、6つのエリアに分かれています。
探索館の周囲には、鯨のような形状に見える玄武岩洞である小門嶼の鯨魚洞など、屋外地質景観が豊富にあります。言い伝えによれば、この地で巨大な鯨が閉じ込められ、ぶつかったことで誕生したと言われています。近くには玄武岩の石柱やサンゴ質石灰岩で建てられた特徴的な菜宅など、見る価値のあるスポットが数多くあります。
【おすすめの滞在時間】 1.5時間

データ出典:澎湖トラベル、澎湖国立風景区管理處

訪問情報
● 見学無料
● ガイドの予約(見学の1日前までにご予約ください。予約専用電話番号:06-9982980)

サービスについて
● 館内は禁煙、ビンロウやガムの飲食は禁止です。
● 展示品にはお手を触れないでください。
● 公共物への落書きや破損はご遠慮ください。
● ペットや危険物の持ち込みは禁止されています。
● 清潔を保ち、大声で騒がないようご協力ください。

  • 開放時間
  • 08:30~16:30(火曜定休)
近くの交通・アクセス TRAFFIC INFORMATION
交通・輸送
INFORMATION
馬公市から進んで県道203号線沿いの東衛を左折し、白沙郷と跨海大橋を経由します。県道203号線の約26km地点で右折し、次に郷道澎2号線を進むと到着します。
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