予約説明

文化パークの一角には「二呆芸術館」という家屋と宿泊施設を兼ねたように見える建物があります。かつては住宅と展示場が一つになった機能を備えていましたが、所有者が亡くなった1995年に文化局に引き継がれ、主に記念館および芸術館として使用されるようになりました。現在に至るまで、澎湖唯一の記念館および美術館となっています。

二呆芸術館と呼ばれている理由
同館舍の元所有者は趙同和氏（1918-1995）でした。二呆は趙同和氏のニックネームです。子供の頃、同い年の子供が元気よく遊びまわっている中、彼の一番の楽しみは、軒下に座って空想にふけったり、薪小屋にこもって墨をすり、筆を走らせたりすることでした。物静かで寡黙な性格だったことから呆子（あほう）と思われ、次男であったため「二呆」と呼ばれるようになりました。

二呆芸術館が澎湖に建てられた理由
澎湖にやってきた二呆は、澎湖のことが大好きになりました。彼の夢は無人島を見つけ、広い家を数軒建て、島のあちこちで大きな彫刻を作ることでした。そして偶然にも当時の文建会による「田園ギャラリー」プロジェクトにあわせ、澎湖県立文化センターで主任を務めていた李興揚氏から、澎湖への定住を招待されたのです。こうして、二呆は1987年11月25日に澎湖県政府と正式に契約を締結しました。協議により、澎湖県政府は馬公市中正公園（現在の文化パーク）を建設地として提供し、澎湖県政府が創設者となり、二呆が1000万新台湾ドルを出資して建設されました。二呆芸術館は1988年3月25日に正式に着工し、1990年9月28日に開館しました。二呆芸術館は二呆の作品を陳列するためのものであり、その他の目的には使用されていません。

その他の情報

（一）開館時間:月曜および木曜〜日曜の午前9時から12時、午後14時から17時(祝祭日、自然災害(出勤停止が発表された)、その他不可抗力や展覧準備などにあたる場合、全部または一部の展示スペースの開放を停止致します)
（二）見学予約:本ウェブサイトの見学予約機能をご利用いただくか06-9261141#231担当：簡までお電話ください。
（三）所在地：88050澎湖県馬公市中華路230号
（四）交通情報：当館は文化局と海洋資源館の隣に位置しています。入口は中華路にあります。

注意事項

（一）団体予約後、3日以内に当館からの確認の連絡が来なかった場合、予約サービスの権利と利益を保護するため、当館にご連絡ください。
（二）予約のキャンセル/早めに到着する場合は、遅くとも3日前までに運営部にお知らせください。見学を延期する場合は、遅くとも見学時間の30分前までに運営部にお知らせください。到着が遅れると予約したサービス時間に影響が生じます。予約後、理由なくお越しにならなかった場合、3か月間予約できません。

出典:二呆芸術館公式サイト/FB