アオウミガメ観光保育センター

観光スポット
望安郷潭門港の近くにある流線型の建物で、望安の南東にそびえ立っています。館内のハードウェア施設が非常に充実しており、現在はアオウミガメの紹介、亀と人間の生態展示、海鳥の紹介、南海の観光紹介などのエリアに分かれています。展示ホールの入口には、「好善堂」という特別な石碑があります。碑文には、かつて望安地区の名士が海亀や役牛を保護するために資金を募ったことが記されています。また、人々の命に対する慈しみに報いる一方、違反する者には重い罰を与えるという恩威並行を官庁に申し立てたことが石碑に明文化されています。現在、この碑文はかつての人々が海亀の保護を行なっていたことの重要な証拠となっています。
 
館内に足を踏み入れると、アジサシや保護対象となる生物が次々と登場し、望安の自然生態を一望に収めることができます。館内では「アオウミガメ」を中心に、各カメの種類や特徴、分布環境などについて説明しているほか、海亀にまつわる民間信仰「上元乞亀」、海洋生態、歴史文化についても知ることができます。センターの建設目的は、学術機関が常駐研究するための設備とリソースを提供することです。また、『アオウミガメ観光保育センター』の設立は、澎湖望安のアオウミガメ生態研究において最適な研究場所を提供するだけでなく、現地において生態教育センターとしての役割を担っています。全館の展示は環境とシチュエーションにあわせたデザインコンセプトに基づいており、感性と知性を兼ね備えた生態教育環境を提供しています。生物の模型と入館者によるインタラクティブな操作を組み合わせたことで、学びは驚きと楽しさにあふれ、エデュテイメントとして役割を果たしています。
【おすすめの滞在時間】 1.5時間

データ出典:澎湖トラベル、澎湖国立風景区管理處

訪問情報
1. 大人(一般の方): TWD50
2. 半額: 3~12歳の子供、65歳以上の高齢者
3. 無料: 望安および七美の住民および3歳以下の幼児、心身障害者(証明書をお持ちの方)。

  • 開放時間
  • 09:00~17:00
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