吉貝石滬文化館

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吉貝嶼南側の埠頭の湾内には、伝統的な石滬文化を保存するための「吉貝石滬文化館」が特別に設立されています。吉貝ビジターセンターの東側に設立された民間の文化館であり、博物館でもあります。吉貝嶼の石滬文化をまとめ、石滬の生態系や景観などの普及を目的として設立されました。
石滬はサンゴ礁漁業文化の特徴の一つで、澎湖全島で見られます。石滬の種類は概ね似ており、基本的には魚を集める「滬房」と魚を導く「伸脚」があります。両側の伸脚は魚の遊泳行動に基いて「巻き尾」の形状に設計されているため、魚は入ることはできても、出ることはできません。これは、漁業に携わる先人たちの知恵の結晶によるものです。
敷地面積は約30坪あり、館内は静的展示とマルチメディア放送による展示に分かれています。館内では、かつての村での生活に必要な農業、漁業、狩猟に関する道具、石臼、大小の甕、アセチレン灯など100種類あまりの道具が展示されているほか、通路には巡滬者の蝋人形、拓本が展示されています。展示室では、石滬の構造、建設及び漁法などが展示されています。また、伝統的な石滬漁法に対する人々の認識と理解を深めるため、ガイドツアーサービスを毎正時提供しています。
【おすすめの滞在時間】 1時間

データ出典:澎湖トラベル

訪問情報:見学無料

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