澎湖県水産種苗繁殖場

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本養殖場の前身は、1969年に澎湖県の海苔養殖の普及を目的に設立された「澎湖県藻類種苗育成センター」であり、「澎湖県水産種苗繁殖場」が正式に設立されのは1988年でした。2011年の改築により、「種苗生産・海洋生態教育棟」の建設と関連工事が行われました。建物の1階は種苗生産エリア、2階は見学エリア、3階はオフィスと展望エリアになっています。さまざまな海水魚、エビ、カニ、海苔、トコブシなどの貝類の養殖や放流を行っており、澎湖県水産資源の増加と養殖漁業の発展促進が期待されています。
 
澎湖県水産種苗繁殖場の2階には、一般の人や学生が見学できるサンゴの植栽エリア、水槽展示エリアなど長さ108mの見学通路があります。ガイドの解説と見学通路の紹介を通じて、育苗、生産状況、海洋生態系保全の概念を学ぶことができます。種苗場の西側は澎南嵵裡社区の海湾に面しており、3階のオフィスエリアの外には訪問者が休憩しながら景色を眺めることができる展望台が設けられています。
 
澎湖県水産種苗繁殖場は各種水産種苗の孵化、飼育及び放流の作業を管理しており、現在は次の種苗の飼育が行われています。
1.稚魚の飼育:ヘダイ、マダイ、クロダイ、ハタ、ハマフエフキ、スギ、イサキなど。
2.貝類の飼育:トコブシ、ギンタカハマ、バイなど。
3.エビ類の飼育:ウシエビなど。
4.カニ幼生の飼育:タイワンガザミなど。
5.大型経済藻類:海苔、ムカデノリ、トゲキリンサイ。
6.その他:サラサバテイ、サンゴ。
 
【おすすめの滞在時間】 2時間

データ出典:澎湖県水産種苗繁殖場
  • 開放時間
  • 08:00~17:00
近くの交通・アクセス TRAFFIC INFORMATION
交通・輸送
INFORMATION
●車:澎湖の市街地から県道201号線を進み、興仁、鉄線、五徳、井垵を通過し、井垵と時裡の交差点から約200m進むと、左側に澎湖県水産種苗繁殖場が見えてきます。
●公共交通機関:馬公市バスターミナルから風櫃線に乗り、時裡で下車すると到着します。
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